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11月24日(土)上映会「ぼくたちの家族」
秋もすっかり深まり、紅葉の美しい季節となりました。
平成最後の紅白歌合戦の出場メンバーも決まりましたね。
さて、24(土)はセンターの秋の上映会です。
今回はあの「舟を編む」で数々の賞を総なめにした石井裕也監督が
とある家族を描いた作品です。
その「ぼくたちの家族」の若菜家は夫婦と息子二人と長男の嫁。
長男、浩介(妻夫木聡)はサラリーマンで妊娠中の妻がいる身。
中学生の頃に引きこもり経験あり。
次男、俊平(池松壮亮)は大学生で留年中。
お金が無くなると母親に無心する甘えん坊。
最近物忘れがひどいことに自覚症状のある母、玲子(原田美枝子)を心配した長男、
浩介が母親を病院に連れて行くと、そこで突然医者から余命一週間の宣告を受けてしまいます。
そこから、この家族の再生の物語が始まります。
小さな会社を経営していて、それまで家庭をかえりみることなく全て妻に任せっぱなしできた父親、
克明(長塚京三)は、妻の入院の付添いすらまともにできない状態。
そんな中で、若菜家が借金だらけで経済的に破たんしているという事実を知る息子達。
両親の借金を気にしながらも、母親のセカンドオピニオンを求めて、
会社と母の入院先を往復しながら徹夜で他の病院を調べる兄。
兄が探しあてた病院を訪ねては、医者の診断を仰いで回る弟。
バラバラだったように見えた家族が母の病をきっかけに少しずつ結束していく様子が描かれていて、
派手さはないけれど、その分どこにでもあるようなリアリティを感じて、
しんみりと共感できる作品です。
11月24日(土)
①10:30~
②14:00~
6階大ホール
前売券900円
当日券1200円
前売券は1階インフォメーションで発売中です。
その他お問合せは 0744-29-0111 まで。
追 うちの長男はまだ独身であることを除けば、ちょうど我が家と同じ家族構成の若菜家。
息子たちの年頃も同じで、それぞれの性格もよく似た感じ。
身につまされます。
弟くんにいたっては、日頃は音信不通なのに、
お金が無くなった時だけオレオレ詐欺まがいの電話をかけてくる、
うちの次男坊とそっくりで、一気に引き込まれました。
もし、私が病気になったら、こんな風に彼らは結束してくれるのかなぁ?
いやいや…絶対にしんどなれまへん!!
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